講師プロフィール

創洋 嘉祥(そうよう ひろなが)

慶應義塾大学文学部卒業。

在学中に神秘的な体験をし、その後に占いの世界に惹かれていく。

 

2002年より開運館E&Eに所属し、鑑定士として活躍。

都内有名百貨店などの鑑定所に多数出演。

 

2012年より開運館E&Eが運営する占術学校「日本占術カウンセリング学院」で姓名判断の講座を担当しています。


<講座の担当にあたり>

占いの世界

世に占術は数多くありますが、それらは大きく「命・卜・相」の3種類に分類することができると言われます。

 

(めい)は生年月日で占う占術。この世に生まれた瞬間の星が、その人の一生を暗示していると考えています。算命学や四柱推命、紫微斗数、西洋占星術などが分類されます。

 

(ぼく)は偶然性の占術。真摯な気持ちで神意を問えば、そこに意味のある偶然が現れると考えています。タロットや周易、断易、ルーン占いなどが分類されます。

 

(そう)は視覚で判断できる占術。形ある全てのものの外見が、その内面にあるものを暗示していると考えています。手相や人相、風水などが分類され、文字の数霊を読み解いていく姓名判断もこれに分類されます。

 

それぞれの占術には得意分野があり、実際の占い師、占い鑑定士と言われる人はこのうちの2つか3つを学んでデビューしていることが多いです。複数の占術を組み合わせることによって、いろいろな相談に対応することが可能になるというわけです。

 

私は鑑定士デビューしてから5年経った頃に、幸運にも全国でトップクラスの鑑定所に出演させていただく機会を得ました。

そこで見たのは、あらゆる占術を操り、複雑な相談内容に見事に対応する先輩占い師の皆さんの姿でした。

私ももっと占いの間口を広げ、より幅広い相談に対応したいという思いから姓名判断を学ぶことを決意したのです。

 

姓名判断には「五行説」や「陰陽論」など、東洋占術の基礎となるものが含まれており、初めて占いを学ぶ方にとっては他の占術の勉強にもつながる基礎知識を身につけることができ、また、今まで東洋占術に触れた経験のある方にとっては数理の要点さえつかんでしまえば比較的マスターしやすいと思われる占術です。

 

そうです。他の様々な占術も勉強してきた私の経験から言えることは、姓名判断は比較的入りやすくマスターしやすい占術なのではないかということです。

 

しかし一方で、名前の鑑定というものは姓名判断を学んでいなければ全く鑑定することができないわけです。

 

実際は姓名判断だけでプロの占い師としてやっていくのは難しいかもしれません。

 

しかしこれに他の占術が一つ加われば、占える内容にはだいぶ深みが出てきますし、占い師としてのオリジナリティも出せるようになってきます。

 

占いの勉強の第一歩として、また、すでに他の占いを学んでいる方も、その武器を増やして今までよりも様々な相談に対応できる占い師になるために、姓名判断を学び、活かしていただけたら幸いです、というのが私の思いです。


創洋嘉祥